2013-09-30から1日間の記事一覧

怯懦

春の雪 著 三島由紀夫 1965年発行 へ持ち込むことによって、怯惰な伯爵の敢てしなかった竹箆返しを 【怯懦】きょうだ 臆病で気が弱いこと、いくじがないこと、さま。「―な性格」 「―な卑屈な格好(黒死館殺人事件)」 「彼らの倫理思想の如何に―なる事よ(愛…

赤裸

春の雪 著 三島由紀夫 1965年発行 浜には男を失った赤裸の男たちが泣き喚いている 【赤裸】せきら ・身になにもつけていないこと、さま。丸裸 ・包み隠さないこと。むき出しであること、さま

放歌高吟

春の雪 著 三島由紀夫 1965年発行 玄関先にまで粗暴な放歌高吟がひびき渡っている 【放歌高吟】ほうかこうぎん あたり構わず、大声で歌うこと。高吟放歌 「と―して蛮からに見えて(悪女について)」