2015-01-27から1日間の記事一覧

高恩

蒲団・重右衛門の最後 著 田山花袋1907年 1902年 発行 自分の不束なこと、先生の高恩に報ゆることが出来ぬから自分は故郷に帰って 【高恩】こうおん 受けた大きな恩恵

風馬牛

蒲団・重右衛門の最後 著 田山花袋1907年 1902年 発行 夫の苦悶煩悶には全く風馬牛で、子供さえ満足に育てれば好いという自分の細君 【風馬牛】ふうばぎゅう ・牛や馬の雌雄が互いに慕い合っても会うことができないほど、遠く隔たっていること ・互いに無関…

縷々

蒲団・重右衛門の最後 著 田山花袋1907年 1902年 発行 時雄は芳子と父とを並べて、縷々として文学者の境遇と目的とを語り 【縷々】るる ・細く長く途切れることなく続くさま ・こまごまと詳しく述べるさま